第23回「オリジナル紙袋の制作について Vol.3 -持ち手の取付編-」

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いつもハコラムをご覧いただきありがとうございます。

第22回「オリジナル紙袋の制作について Vol.2」に続きまして、

紙袋についてお伝えいたします!

 

 

 

紙袋には持ち手にも様々な種類があるのは、前回お伝えしましたが、

袋を開けて中を見たときに、紙で貼ってあるものや、紐を穴に通したものなど種類がありますよね。

このように持ち手の種類によって、紙袋への取り付け方や補強も変わってきます。

●ハンドルを紙で糊貼りして留める仕様

     

このようなタイプの紙袋は、製造から紐の取り付けまで全て機械で行えるため

大量生産をしたい場合におすすめです。

 

 

 

紙袋に開けた穴にハンドルを通し、内側で結ぶ仕様

 

      

穴にハンドルを通すタイプは、比較的安価にでき、丈夫で強度がもあるため最もよく使われている仕様です。

こちらはひとつひとつ手作業になるため、小ロットでの製作が可能です。

 

 

 

強度に優れてるとはいえ、紙袋に穴を開けると裂けたり、

穴が広がってしまうのではないかと心配になりますよね。

 

そのため、穴を開ける場合は紙袋の開け口を折り返し(口折)にすることで強度を上げ、

さらに口折の中にボール紙(口ボール)などを入れて補強をしています。

 

また、紙袋の底部分にもボール紙(底ボール)を入れることで安定感や強度も高まり、

重みのある商品を入れる場合も安心です。

 

そのほかには穴の部分に金属のハトメをつけることで、

より強度や高級感を増すこともできます。

 

 

 

 

また、ハッピータックのようなプラスチック製の硬い素材は

紙袋に開けた小さな穴にボタン留めをして取り付けることができます。

  

 

 

 

このように紙袋は種類によって様々な工夫がされています。

どのような紙袋が作りたいか、お気軽にご相談くださいね。

 

次回は紙袋の紙や表面加工についてご紹介します!

お楽しみに…!