第14回「オリジナルパッケージ制作の流れ-デザイン-」

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いつもハコラムをご覧いただきありがとうございます。
 
今回はオリジナルパッケージ制作の「デザイン」についてご紹介いたします!
 
前回のハコラムでは「ヒアリング」をとても大切にしているとご紹介しましたが
 
デザインの制作にも、ヒアリングは欠かせません
 
 
ヒアリングについてはこちらから
 
 
 
それは何故なのか?
 
例えば、一言に「お洒落なパッケージ」を作りたいなと思っていても、
思い浮かぶイメージは人によって違いますよね。
 
 
もし和風の渋い雰囲気で売り出したい商品に、
 
ポップで派手な色味やデザインを提案したとします。
 
それがお洒落に見えたとしても、
 
お客様の思い描く商品の特徴や、ターゲット層とは異なるパッケージになってしまいます。
 
 
 
 
とはいえ、お客様の商品イメージを聞いた上で
もっと魅力的に見せたり、商品を売るために他にはないようなデザインのご提案もあります。
 
 
 
ここで大切になってくるのが、デザインコンセプトです。
 
そのデザインを作成、提案した意図はどんなものなのか?
 
ただ「お洒落でかっこいいから!」だけでなく、そこに説得力があるかどうかが大切です。
 
 
 
デザインは商品イメージに大きな影響を与え、パッケージの顔にもなります。
そのためにも、ハコつくでは「ヒアリング」で
お客様の思い描いているイメージを汲み取り、相談しながら
デザインコンセプトをしっかり持って作成しています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ここでハコつくデザイナーが作成した箱を一部ご紹介いたします。
 
実際にデザイナーはどんな意図を持ってデザインしているのか?
ぜひご覧ください!
 
 
 
 
 
 
 
 
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食品パッケージデザイン
 
 
担当デザイナー S

Q.作成したのはどんな箱ですか?

フタ身式印籠箱の高級ビスケットアソートのパッケージです。
 
 

Q.デザインコンセプトを教えてください!

洋風ビスケットのパッケージをイメージ。
ダマスク柄と赤と黒をベースにシックな高級感を出しつつ、
蓋と身箱の隙間にストライプ柄をアクセントとして入れオリジナリティを創出しました。
 
 

Q.そのほかに、工夫やこだわり部分などはありますか?

PP加工や金の箔押しを使用し、さらに高級感を出しています。
 
 
 
 
 
 
 
 
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担当デザイナー M

Q.作成したのはどんな箱ですか?

六角形のフタ身式の箱。
「オレンジピール チョコレート」を入れる箱を作成しました。
 
 

Q.デザインコンセプトを教えてください!

オレンジの輪切りに、チョコをかぶせたようなデザインで、
視覚的に商品がわかるようなパッケージにしました。
少し高価な印象がある「オレンジピール チョコレート」を
カジュアルに楽めるように、自分用でもバレンタインなどの
ギフトにしても合うような箱を目指しました。
 
 

Q.そのほかに、工夫やこだわり部分などはありますか?

六角形の箱にする事で、目立ちやすく、
他のお菓子パッケージとの差別化を図っています。
少しツヤ感が欲しかったので、表面にニス加工で模様を入れています。
 
 
 
 
 
 
 
 
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生活雑貨のパッケージデザイン
 
 
担当デザイナー S

Q.作成したのはどんな箱ですか?

インセンススティック(お香)のパッケージです。
 
 
Q.デザインコンセプトを教えてください!
和モダンをテーマとし、シンプルでモダンなデザインと
風合いと落ち着きのある紙(レザック)を使用しています。
 
 

Q. そのほかに、工夫やこだわり部分などはありますか?

お香の煙のゆらぎを表現するために、部分的に曲線のスジを入れることで、
動きのある特徴的な形状としました。
 
 
 
また、お香のパッケージに合わせて
お持ち帰り用の紙袋も作成しています。
 
 
 
 
 
 
 
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担当デザイナー M

Q.作成したのはどんな箱ですか?

フタと身が一体式の組み箱。
「ボタニカルソープ」の商品パッケージとしてデザインしました。
 
 

Q.デザインコンセプトを教えてください!

植物性の石けん、ラベンダー使用が伝わるデザインにしました。
白を基調にして清潔感を出しつつ、
フタの側面を商品イメージのカラーにしています。
色味や植物のイラストを変更するだけで、
シリーズ商品として売り出せるよう想定して作成しました。
 
 

Q.そのほかに、工夫やこだわり部分などはありますか?

蓋の側面を曲線にすることで、石鹸の丸みや優しいイメージを出し、
フタの開閉時にスムーズに動くようにもなっています。
また、設計の面では輸送時に平らな状態にできるように地獄底でノリを使用せず、
小さな穴にひっかけるようにして組み立てる作り方をしています。
 
 
 
 
 
 
 
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担当デザイナー Y

Q.作成したのはどんな箱ですか?

外装と商品のサイズが決まっているものとして、
電動歯ブラシ デモ器のパッケージを作成。
また、商品名が決まっている前提でロゴマークも作成しています。
 
 

Q.デザインコンセプトを教えてください!

♦︎仕切り
若者向けの商品として、
「電動歯ブラシは高い」というイメージを払拭し、
馴染みのない人にも気軽に手にとってもらえるようなカジュアルなデザインにしました。
商品名がすぐ分かるように、ブランドロゴが見えるようにしています。
 
♦︎ロゴマーク
上下のラインを歯列、商品名の頭文字「F」を筆記体でリボンに見立て、
口の中をそうじして綺麗にしよう!というコンセプトで作成しています。
 
 

Q.そのほかに、工夫やこだわり部分などはありますか?

構造設計では、仕切りを紙1枚で作れるように工夫しました。
ノリを使用せず、コストを抑えて小ロットに対応できるようにしています。
また、商品が箱の中で動かないように、穴のサイズを調整、
上部に持ち手を作り、商品を引き出しやすくしています。
 
 
 
 
 
 
 
 
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ハコつくでは、デザイナーと印刷製造のエキスパートが協力し、
 
デザイン×構造設計×印刷 
それぞれの知識やスキルを持ち寄り、チームで力を合わせて進めています。
 
そのため、箱のご提案、デザイン作成から印刷、
製造まで一括して対応がスムーズに行う事ができます。
 
また、お客様から支給されたデータの場合も、箱の印刷に適しているかどうか、
きちんとチェックをして進めていきますのでご安心ください。
まずはお気軽にご相談くださいね。
 
 
ハコラムはいかがでしたでしょうか?
次回もお楽しみに!